便秘でお悩みの方から良く質問を受けることがあります。
かなり長期で乳酸菌や豆乳ヨーグルトを摂取し続けているけれど
思うように便秘が改善されないので、どうしたら良いかといった
質問です。
こういった場合、乳酸菌だけでは便秘の解消が難しいと思います。
やはり食生活を含む生活習慣の結果が今の状態であることは、
否定のしようがないことなので、こういった時には、根本から
見直しが必要になると思います。
その中の一つである、腸の動きを活性化し排便を促す消化管ホルモンの
モチリンですが、このモチリンに関する記事がありましたので、ご紹介します。
便秘でお悩みの方は、意外と多いのですが、その解消方法となると
なかなか難しいようで、便秘薬のCMも相変わらず多いですね。
基本は、食事の間隔、空腹時間をどれだけ取るかと言う事のようです。
詳しくは、以下の記事をご覧下さい。
以下転載します。
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便秘を解消する方法:モチリンを活性化する
便秘になる原因は様々なのでその対策も様々です。
今回は便が出るために腸がどうやって動くのかを考えての対策です。
腸が動くのは様々な要因があるのですが
その1つが消化管ホルモンのひとつモチリンです。
このホルモンが分泌されると腸が活性化されます。
このモチリンは空腹時に分泌されます。
食事をしてから消化が終わるのは大体8時間以上かかります。
つまり食後8時間以上たたないとモチリンは分泌されないのです。
普通3食食事をされている方は
5時間〜6時間の間隔で食事をしていると思います。
朝食7時 昼食12時だと5時間ですよね。
それから夕食を18時にとると6時間です。
そうすると空腹になるまえに
習慣的に食事をしている人も多いのでは無いでしょうか?
お腹は空いていても
まだモチリンが十分分泌されていないかも知れません。
そうなると腸の動きが弱くなっているかも知れません。
便秘になりやすい食生活になっているかもしれませんよ。
ここで勘のいい人は気づきますよね。
「夕食後、翌朝の7時までは12時間空くぞ」 と
そうなんです、この時間は便秘の人には重要な時間なんです。
寝て起きたときが一番モチリンが分泌されやすいのです。
「朝が排便の時間である」理由の1つですね。
つまり対策はの1つは
しっかりと空腹時間を作ると言うことになります。
夜食が良くない理由がわかりますね。
そして、このモチリンの分泌を促進する物質が有ります。
それが、ジンゲロールとカテキンです。
ジンゲロールはショウガに含まれる成分です。
カテキンはお茶に含まれますね。
この2つを積極的にとることでモチリンの分泌が促されて
腸の動きを活発にできます。
空腹時間をしっかりととる。
モチリンが分泌されている朝にショウガとお茶を摂る。
これで、腸の動きが促進され便秘解消に役立ちます。
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転載ここまでです。
これはと思った方は、生活習慣の中に取り入れて欲しいと思います。
便秘は苦しいものですから、解消されたら嬉しいですからね。
なかなか思うように便秘が改善されない方々にとって
ひとつのヒントになればと思います。
本日もおいで頂き、有り難うございました。