ちょっと気を緩めたら、知らない間に体重が増えてしまった
と言う経験は、多くの方がお持ちだと思います。
肥満と言うことに、腸内細菌がどう関わっているかについて、
「腸内細菌研究会」さんが、情報発信してくれていましたので、
ご紹介したいと思います。
基本はやはり、腸内を善玉菌優位の醗酵環境に維持出来るか
どうかですね。
とっても参考になると思いますので、読んでみて欲しいと
思います。
以下転載です。
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@@ 腸内細菌と肥満の関係
「腸内細菌と肥満の関係」
まず、私たちが食べるご飯です。
栄養学的見地からですと、 お茶碗一杯のご飯約135gは、約200kcalとなります。
この200kcal全てが人の摂取するカロリーとされていました。
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しかし、腸内細菌の研究が進んだ結果、 200kcalの20%弱の約33kcalは 腸内細菌が消費していたのです。
私たちの食事は腸内細菌が 棲息するための食事でもあったのです。 便通がよくなるとダイエットができるとよく言われていますが、 便通がよくなるという事は、腸内細菌が活発に 食事をしている証拠なのです。
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ですから、食べた食事の20%を消費してくれて、 体内の摂取カロリーが減るとも考えられます。
そう考えると肥満になる原因も納得できます。
次の事例 よく観て考えてください。
例えば、養鶏や養豚などでは、 病気にならないよう餌に抗生物質を混合して与えます。
この餌と混ぜた抗生物質により、 鶏や豚の消化器官の腸内細菌を死滅させたり、 増殖を抑える効果があります。
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その結果、食べた栄養が100%鶏や豚の摂取カロリーになるので、 約30%の体重増がみられるのです。
しかも運動はせず、ただひたすら食事をしているだけですので、 見事に脂肪を溜め込んだ体型となるのです。
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私たち人間も現代生活の中で全く同じようなことを しているのではないでしょうか。
ほとんどイスに座ったり、 乗り物に乗って身体を動かさないでいる生活の中で、 化学調味料や保存料を多用した加工食品をとり続けると、
私達の腸内細菌も同じく死滅してしまいます。
※腸内細菌のエサを摂取していませんので、当然ですね。
医薬品の取りすぎも同様です。
そして、気がつけば腸内細菌の摂取カロリーが減り、
体内に余分な脂肪を溜め込んでるのです。
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ダイエットの為に食事を制限する。
確かに摂取カロリーは減りますが、
結果的に腸内細菌のエサも減る事になりますので、
腸が代謝する力が減り、 さらに栄養の偏りと腸内細菌の不足で体調に 異変をもたらす事になります。
腸内環境の視点から見ると私たちは間違った事を しているのがよく分かります。
生活者のための腸内細菌研究会 井上@@
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転載ここまでです。
やはり便秘は大敵で、便通が良くなると言う事は、大事な事ですね。
乳酸菌はここでもお役に立てると、思っています。
腸内を善玉菌優位の醗酵環境にしていきましょう。
本日もおいで頂き、有り難うございました。