ココロカラダ研究所(乳酸菌普及協会メンバー)さんが、
拡大培養の方法を、写真解説付きでわかりやすく自身のHPに
記事をアップしましたので、こちらでもご紹介したいと
思います。
冬は気温が低いので、培養時間がかかるんですが、あと
1ヶ月もすれば、春の訪れとともに、乳酸菌の動きも
活発になってくるので、楽しみです。
かなり細かいところまで説明してくれていますので、
わかりやすいと思います。
という事で以下に転載します。
↘︎
乳酸菌液の拡大培養をしてみよう
乳酸菌といえば…

広く一般に食べられている商品として思いつくのがヨーグルトだと思います。
これは牛の乳を利用して作られている乳酸発酵食品です。
その他に思いつくものはありますか?
「そんなの分かるわよ〜」「え〜、分からない」 と声が聞こえそうですが、身近なところで言うと、「漬物」がそうです。日本には実に馴染みの深い発酵食品です。
これは植物由来の乳酸発酵食品になります。
またこの「漬物」から生まれたヨーグルトがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、市販されているものでいうと「ラブレ」という有名女優さんがCMで紹介していたのを覚えていますでしょうか。
このCMを観て多くの人が「乳酸菌に植物由来っていうのがあるの?」って思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はわたしもその内の一人でした。
乳酸菌の存在について何も知らなかったんです(笑)
しかも乳酸菌=ヨーグルトだと思っていました。
海外から日本に単語が入ってくる時に当字として「乳」を使ってしまったのが原因なのですが、このあたりのお話はまた別の機会にしますね。
最近分かってきたことですが、
人間の腸には植物由来の乳酸菌の方が好まれるようです。
それならば、作ってみようじゃないか!となります。
よく目にするヨモギがあります。このヨモギを摘んできて乳酸菌を作るのは簡単です。自分で作ればお金も節約できます。でも最初からちょっと不安だなぁ〜という方もいますよね〜(*^^*)
ヨモギから乳酸菌を作る方法は今後セミナーも行いますのでご安心ください。
いち早く作ってみたい方は「飯山一郎」さんのブログを検索してもらうと分かります。
「乳酸菌や光合成細菌の「種菌」をとる作業風景.」のブログを検索していただくと作り方をご説明しております。
飯山一郎さんは乳酸菌に携わる上でご指導いただいている大師匠です 
今回は乳酸菌液の拡大培養です。
すでにある種菌を培養して増やしましょうということです。
これならば、最初から手がけるよりも少しは気持ちが楽ですね。
**=======================================================**
┏━┳━━━━━━━━━━━━
┃★┃ 準備するもの
┗━┻━━━━━━━━━━━━
*種菌を倍に増やすので栄養水を1,5L作ります。
・乳酸菌の種菌<ホウロンポウ1,5L用意する>(よもぎ乳酸菌液)
・培養する容器 〜以下は栄養水の内容〜
・糖蜜 45g(栄養水全量の3%)
・自然塩 15g(栄養水全量の1%)
・にがり3g(栄養水全量の0,2%)
・お湯<40℃位>1,5L(種菌と同じ量)
*なぜ、1,5Lを倍にする方法を今回選んだのかは、既に売られている乳酸菌液のペットボトルが1,5Lだからです。
単純に扱いやすい、分かりやすいということなので、もし、もっと少ない量で始めたい方は少なくても大丈夫です。
1、種菌に使う乳酸菌液ですが今回はヨモギ乳酸菌液でチャレンジします。
(入手方法はネットで蓬乳酸菌で検索すると直ぐにわかります)
山梨県下の方でしたら、私の自家製ので宜しければお譲りできます(350ml程)

2、栄養水を作る糖蜜はスーパーで「甜菜糖」の液体を使ってください。
自然塩は天然のミネラル豊富なものが良いです。にがりもスーパーで入手可能です。

これらがセットになっているものがあります。【乳酸菌培養キット】で検索すると出て来ます。
数百円です。将来的に沢山の量を培養するならば、基材資料は単独でスーパーマーケットで購入した方がお得です。
 
3、40℃程に温めたお湯を用意します。水道水で構いませんが、塩素を抜くために一晩汲み置きしておくと良いです。市販のミネラルウォーターの利用もOKです。
このお湯の中へ、糖蜜と自然塩とにがりを入れて混ぜてください。
それを培養するタンクの中へ入れます。

栄養水の完成です。
タンクに入れた栄養水が人肌位の温度になったら種菌の乳酸菌液を入れます。

今回は市販で購入できるヨモギ乳酸菌液の「蓬龍宝の白龍」1,5Lをタンク種菌として入れます。


仕込みは完了です。
一日1回よく撹拌してください。3〜5日で培養が完了します。
仕込み後は空中に存在している落下菌を防ぐため、きちんと蓋をしてください。
気温が低すぎる時はタオルなど、容器に巻いてあげると良いです。 (30℃キープが望ましいです)
目安は味見をして酸っぱくなっているかどうかです。市販の乳酸菌液のPhは3台になっています。
リトマス試験紙を買ってきて測ってみてください。オレンジ色に変化したら成功です。

出来上がった乳酸菌液は常に発酵状態です  むやみに汚れを落としたりしなければ常に発酵しており、滅多に腐敗することはないと思います。
表面に膜が張ってきたり、沈殿物が溜まってきます。これは乳酸菌生成物です。
害なく問題ありません。これも人の腸には役立ちます。
表面に膜を張るのは産膜酵母です。
菌達が生きやすい様に自分で環境を作っているのです。
問題ありません。
乳酸菌に慣れてきた人はこの産膜酵母をお肌に塗っている方もいます。
個人差もありますから、肌の薄い所に塗って赤みや痒みがないかどうかを確認してから塗布してみてください。
薄めて使ってもいいですね。
使用者の体験談の多くに聞かれることですが、肌に透明感が出てきたとか美白してきてるかもしれない・・・といった感想をいただいております。
実際に私は昨年の日差し真っ盛りの夏に、ラベンダーの乳酸菌液を作って、それを片腕だけにつけて実験をしてみました。
ちょっと恥ずかしいですが、左右の腕にハッキリと効果の差がでました。
各自、現状の体質や体調もありますから、使用期間や使用量は人まちまちですが、自分で作った乳酸菌液で色々と体験してみると面白いと思います。

自分で作ったり、培養した乳酸菌液の活用方!が楽しい
家庭菜園をしていたり、観葉植物などのお手入れに乳酸菌液を土に 3倍、葉には20倍程度に薄めて散布してみてください。 虫を遠ざけて生き生きと元気になります。

乳酸菌普及協会の事務所の花壇に、もう何年も花をつけず、どちらかというと枯れ木状態だった車輪梅が、なんと甦り、私たちを驚かせてくれたのを覚えています。
今では青々と肉厚の葉を賑わせています。
漬け物をつける時に活用
ぬか床に10%くらい乳酸菌液を混ぜておくだけで、ぬか床が腐敗 しづらくなり、かき混ぜるのも毎日でなくて大丈夫です。

入浴時に乳酸菌液をペットボトル1リットル〜10リットルを入れます。
湯船に浸かりながら鼻呼吸で深呼吸を繰り返しましょう。乳酸菌が呼吸器官へ入り、ウィルスを除去してくれるのに役立ちます。のちに雑菌は痰として排泄されます。

直に飲んでみる!作った乳酸菌液で豆乳ヨーグルトを作ると楽しいし、腸内環境も整い、次第に便通も良い感じになります。
しかし、それが面倒な場合は・・・直に飲んでみましょう。一日100cc〜150cc程飲んでいるとお通じの変化が感じられます。毎日の飲酒が激しい方の体験談ですが、毎日水便の様な排便だったのが、形を保てる様になってきた!と教えてくれました
乳酸菌で腸内環境を整え、自己免疫力を高めることによって、インフルエンザや花粉症の改善の兆しが見えてきます。
自分で増やしたり、育てたりすると、より愛情も湧いてきますし、菌たちと会話ができますよ。
菌は作ってくれた人、話しかけてくれた人のことを知りたがっています。もっとも、もっとも微小なお友達なんですね。
今日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。

作業の途中で戸惑ったり、質問などありましたらお気軽にご連絡ください。
・乳酸菌普及協会
・(株)シーズ、Rスタイル
・ココロカラダ研究所
↖︎
転載終わりです。
拡大培養の方法でした。
本日もおいで頂き、ありがとうございました。